我が娘の、よっちゃん
喋れないし、歩けない
知的障害も重度なので、何をやるにも全介助です
子どもは、産まれる前に、「お母さんを選んで生まれてくる」ってよく言うけれど、
ほとんどの子が、自分の身体や、病気も選んで
どうやら、生まれてくるらしいです
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ワタシ(よっちゃん)はね、お母さんのお腹に、入る前に、
神さまとお話してたの
いっぱいある、いろんな色の玉を選んで
それを持って、お母さんのお腹に生まれてきたんだ〜
その玉はね、【プレゼント】なの
「重い病気の玉」とかね、「歩けない玉」とかね、「お話できない玉」とかね
色々あるんだけどね
特別きれいな、【輝いている玉】をね、
3つ選んだの
その玉を持って生まれることのできる魂は、勇気ある魂しか持って降りれないの
そしてね。
「どんなお母さんが、いいかな?」
って、世界中のお母さんの中から
お母さんを、選んだよ
ワタシはね、お母さんが喜んでくれると思って
天の滑り台からね、
ピュ〜って、母さんのお腹の中に降りていったんだよ
🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸
天の上で見ていたよっちゃんは、
母さん(私)なら育ててくれる
幸せになる
って、選んでくれたんだね
勇気ある魂の、よっちゃんが私を選んでくれた
でも、天の上から見た母さんは神経科の重い病気だった
それを見ていたはずなのに、
なぜ、私を⁉️
母さんなら、それを乗り越えて、ワタシを(よっちゃんを)幸せにしてくれる
「この家族のところに、生まれてくるのが、いい!!」
って、思ってくれたんだね
よっちゃんの顔を見ながら
涙いっぱいになりました
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『ギフテッド』と、障がいを持つ子どものことを言います
「ギフトを持って生まれた子」なんて、まったく初めは思えなかった─
─正直なところです
この子を育てることを放棄するわけにはいきません
生まれてきた我が子の「障害」を受容することは、容易ではありませんでした
そんな毎日、悶々と過ごしてた月日も
もし、一緒に寄り添ってもらいながら、励ましてもらえてたら…
もっと暮らしが楽だったかもしれません
当時そう思ってた私が、父と母も介護することになり
「トリプル介護」を経験することになりました
それは、そうするしかなかったのではあるけれど
その経験があとになって、お仕事にしていくとは、思ってもみませんでした
「私の経験」が、誰かのお役に立つ─
そう思い、これからも介護をしている方、
介護に携わってる方…
そして、当事者の方においても
お力添えできれば と思っております
よろしくお願い致します
メンタルコーチ
田中美智枝