私の母親は、今、特養施設に入っています
先日施設で、突然に腹痛を訴え、救急車で運ばれました
私も自宅から病院に駆けつけ、先生の説明を聞きました
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腹痛は胆のう炎ということで、手術かも?
との話でしたが、
もしかの時に、延命治療をしますか?と、先生から尋ねられました
その時、とっさに答えれなかった私は、「母の意向を聞いてみてやってください」と
お応えしてしまったんです
後で、ふたり姉弟である弟と、はじめて『看取り』ついて話し合いました
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実は、その前に主人の母も救急車で運ばれ、先生に同じ質問をされていたのです
義母は、肺気腫で酸素を吸っています
その時に先生は
「延命治療をするのであれば、病院にご家族の方も様子を見に通ってくださいね。病院に治療を任せたら、それっきりにならないように」
と言われました
主人の母に話したら、「延命治療は要らんよ」と無理な施ししてまで生きたくないことを母も言っていました
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私の母に、先生からお話してくださると
「痛いのは嫌だから、どうしても治療してもらって、『生きたい!』」
と、母が答えたそうです
よっぽど救急車で運ばれた時、痛くて苦しかったのでしょう
その後、私と弟としっかり話した末、やはり
「生きるための処置が、果たして望ましいか?」は、本当に悩むところですが、
延命治療で、本人の意識がないのに心臓だけ動かしてもらって、
永遠に治療が続くことが良いことだろうか?
義母の時は、主人と延命治療について相談しましたが、
結局は義母も母も「命は大切」だけれど、「その後の苦しみ」がずっと続くことを思うと決断は同じでした。
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母が退院して、2ヶ月──
弟と一緒に、母に会いに行き、「延命治療」「看取り」について3人で話し合いました
「心臓を動かす装置や、気管の切開、胃瘻などして命を長らえるより、こうしてお話し出来る時間を大切にしようよ」
と、いろんな話をしました
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特養施設では、本当の最期を迎えた時、御家族さんが一緒に寝泊まりできるよう
1週間でも側にいてあげることが出来ますよ
と言ってくださいました
『看取り』について、本当に真剣に考えないといけない時期は、必ず来ます
そうした時に、本人を混じえて、「死への恐怖」をやわらげ、「悔いのない最期」の迎え方を家族全員で、話すことは大切だと思います
特養施設に入ることでさえ、家族から離れ心細いと思いますので
物理的に寄り添ってあげれることができない分、気持ちでは存分に本人に向き合って、最後まで気持を向けていきたいと思います。